STEPHAN FORTÉ - The Shadows Compendium - 91%
フレンチ・ネオ=クラシカル/プログレッシヴ・メタル・バンド ADAGIO を率いる技巧派ギタリスト Stephan Forté の初のソロ・アルバムは、シーン随一のテクニックを誇る 彼の超絶技巧を全編で炸裂させた渾身のインストゥルメンタル作。 ADAGIO...
View ArticleSHEAR - Breaking the Stillness - 86%
“嬢メタル”が嫌い。いや、正確に言うと「“嬢メタル・ムーヴメント”が嫌い」、だな。 女性であることを武器として有効に利用しつつ、音楽面でも本気で追求しているバンドやアーティストも多く存在するだろうし、その結果良いアウトプットが出てこればもちろんそれに対してのリスペクトは沸き起こってきますよ。...
View ArticleATTICK DEMONS - Atlantis - 90%
ポルトガル出身の正統派ヘヴィ・メタル・バンド ATTICK DEMONS の1stフルレンス・アルバム。 John Arch (FATES WARNING), Eric Hawk (ARTCH), Toni “Antony” Parviainen (MACHINE MEN), Brian Rich (NARITA, JACKAL), Tony “Thunder” Johannessen...
View ArticleDYNAZTY - Sultans of Sin - 91%
スウェーデンの若きメロディアス・ハード・ロッカー DYNAZTY の3ndアルバム。 スリージーなドライヴ感と骨太メロディアス・ハードのヘヴィ・エッジを融合させた SKID ROW...
View ArticleH.E.A.T - Address the Nation - 87%
シンガー Kenny ‘チューバッカ(笑)’ Leckremo が脱退、後任に人気オーディション番組 Swedish Idol の’09年優勝者で現在ソロ・シンガーとしても活躍する Erik Grönwall を迎えての3rdアルバム。 その新フロントマン Erik...
View ArticleEVENOIRE - Vitriol - 90%
イタリア産ゴシック・メタル・バンド EVENOIRE の1stフルレンス・アルバム。 モノクロームの中にブルーのアクセントが印象的に映える、往年のプログレ・ジャケの巨匠 Marcus Keef の作品に似たタッチのアートワークを目にした時点でなんとなくビビっと来てたんだけど、実際に聴いてみたら内容的にもその直感がビンゴってな素晴らしさでドニンマリですよ。...
View ArticleECLIPSE - Bleed and Scream - 89%
スウェーデンのメロディアス・ハード・ロック・バンド ECLIPSE の4thアルバム。 “メロハー”として扱うのが適当だと思えるキャッチーに洗練されたメロディをヘヴィ・メタリックな手法で紡ぐサウンドは、これまでの延長線上の感触。そのバランス感覚を開花させた前作を順当にアップデートしたかの堂々たる出来栄えに。...
View ArticleMATERDEA - Satyricon - 91%
イタリアの Pagan Rhymes な Elvish Rock Band・・・まぁ平たく言えば(^^;)フォーク/ゴシック・メタル・バンドな MATERDEA の2ndアルバム。 2009年のデビュー作 “Below the Mists, Above the Brambles” の時点では Simon Pope (vo), Marco Witch (g)...
View ArticleBLAZE - Blaze - 88%
大阪をベースに活動する4ピースの国産ハード・ロック・バンド BLAZE の1stフルレンス・アルバム。オリジナル・リリースは2007年(Wild One Records)だが、今回買ったのは今年に入ってからドイツのHigh Roller Recordsが1曲ボーナスを加えて再発した盤。...
View ArticleALHAMBRA - Siegfried - 90%
国産プログレッシヴ/テクニカル・メタル・バンド ALHAMBRA の4thアルバム。 前作 “Solitude” では、持ち前の壮麗な技巧派スタイルはそのままに“歌謡ハード”とでも呼びたくなるようなキャッチーな側面を強めた感があったが、本作は神話や叙事詩で語られる伝説の英雄 Siegfried...
View ArticleKAMELOT - Silverthorn - 87%
フロントマンを Roy Khan (CONCEPTION) から Tommy Karevik (SEVENTH WONDER, FIRECRACKER) へとスイッチしての10thアルバム。 フロリダのローカル・バンドに過ぎなかった KAMELOT をワールドワイドな超一線級バンドへと押し上げた主因と言っても過言ではない Roy...
View ArticleCRYING MACHINE - The Time has Come - 86%
関西を拠点とする5人組ハード・ロック・バンド CRYING MACHINE の2ndアルバム。 俺、CRYING MACHINE って「Fukoさん (b/ex-MANIPULATED SLAVES, ALDIOUS) がいるバンド」ってくらいの認識しかなくて、しかもアー写とかみるとメンバー皆スゲー洒落乙で、自分が聴く音楽とは全く接点のないバンドって位置にいたんですわ正直。 ところがある日、友人の...
View ArticleFINSTERFORST - Rastlos - 90%
ドイツの7人組フォーク・メタル(自称:Black Forest Metal)・バンド FINSTERFORST の3rdアルバム。 専任アコーディオン奏者を大きくフィーチュアして“FINNTROLL meets EQUILIBRIUM”(もしくは ENSIFERUM meets KORPIKLAANI・笑)とも言える軽妙な民俗疾走を聴かせた1stから、それに加えて WINDIR や...
View ArticleNE OBLIVISCARIS - Portal of I - 93%
オーストラリアはメルボルンを拠点とするエクストリーム・プログレッシヴ・メタル・バンド NE OBLIVISCARIS のデビュー・アルバム。 個人的にはオーストラリア産メタルというとどこか「野暮ったい」という印象(というか先入観)があるんだけど、この NE OBLIVISCARIS は全くそれを感じさせない。ツイン・ギター+ヴァイオリンの6人組という編成でプレイしているのは、初期 OPETH,...
View ArticleAGE OF ARTEMIS - Overcoming Limits - 85%
Edu Falaschi (vo/ALMAH, ex-ANGRA, SYMBOLS) がプロデュースするブラジルのメロディック・パワー・メタル・バンド AGE OF ARTEMIS のデビュー作。...
View ArticleACCEPT - Stalingrad - 92%
ドイツが誇る最強ヘヴィ・メタル・マシーン ACCEPT の通算13作目。 シンガーを Udo Dirkschneider (U.D.O.) から Mark Tornillo (vo/ex-TT QUICK) にスイッチして奇跡の復活を果たした前作 “Blood of the Nations” があまりに凄過ぎたもんだから、本作を最初聴いたときはやや地味に感じられたんだけど・・・なんのなんの!...
View ArticleSTEVE HARRIS - British Lion - 30%
IRON MAIDEN の頭脳 Steve Harris (b) がその永きに亘る栄光のキャリアの中で初めて制作した1stソロ・アルバム。 メタル史上における最重要バンドの一つであることはもちろん、俺個人の人生的にも大きな(という単純な言葉では表せないほど多大な)影響を受けた IRON MAIDEN という超モンスター・バンドを率いる Steve Harris...
View ArticleWINTERSUN - Time I - 78%
元 ENSIFERUM, ARTHEMESIA の Jari Mäenpää (vo,g) 率いるシンフォニック・メロディック・デス・メタル・バンド WINTERSUN の2ndアルバム。 随分と前から毎年のように「今年中にリリース!」と謳いながら一向に出ないという「出る出る詐欺」の様相を呈していたので、本作が手元に届いたときはかなりびっくりした。(笑) 一説によると、編集作業を行う Kai...
View ArticleREGULUS - Star★Regulus - 89%
名古屋を拠点に活動する日本のプログレッシヴ・ハード・ロック・バンド REGULUS のデビュー・アルバム。 メンバー5人中3人が同郷の様式系ハード・ロック・バンド RACHEL MOTHER GOOSE の元メンバーで、このバンドでも Shigeo Suzuki (g) の超 Ritchie Blackmore タイプのギター、Jon Tama (key/ROSEBULLET, ex-RACHEL...
View ArticleKREATOR - Phantom Antichrist - 91%
邪鋼の神敵ジャーマン・スラッシュ・キング KREATOR の13th(不吉!)アルバム。 いやはや、ここまで劇的な作風を全編に亘って貫いてきたのって、彼らの長い歴史の中でも初めての事では?と思えるほどに、微に入り細に入りいちいち展開美を絡ませて攻め立てる様がもう最高過ぎる! 2nd “Pleasure to Kill” で聴ける初期のハチャメチャな暴走っぷりや 4th “Extreme...
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